Column
都立江戸川高校推薦入試作文解説・令和2年度(2020年度)
都立高校別対策
2025.07.17

私たちは誰でも日々の生活の中で、少なからずストレスを感じています。
試験勉強や人間関係、部活動のプレッシャーなど、ストレスは常に私たちの周囲にあります。
ただし、ストレスは必ずしも悪いものではなく、適度であれば集中力ややる気を高め、自分の成長を促してくれる良い面もあります。
しかし、ストレスがあまりに強すぎたり長引いたりすると、心身の調子を崩してしまうこともあります。
そのため、高校生活を充実させるためには、ストレスを適切にコントロールし、上手に付き合っていくことが必要です。
江戸川高校がこの作文を出題したのは、受験生が自分自身の経験をもとに、ストレスへの適切な対処法を身につけているかを知りたいからです。
本記事では、ストレスにどのように向き合い、それを自分の成長に役立てるかを考えるためのポイントを解説していきます。
目次
問題の構成と出題のねらい
令和2年度の江戸川高校推薦入試作文では、「ストレス」に対する自分なりの対処法を、自分自身の経験を交えて述べることが求められました。
問題の具体的な構成は以下の通りです。
- ストレスへの自分自身の具体的な対処法を示すこと
- その対処法を、自分の体験や経験をもとに説明すること
- 高校生活で想定されるストレスに、どのようにその経験を活かすかを書くこと
この問題のねらいは、受験生がストレスを否定的に捉えるだけでなく、自分自身で上手にコントロールし、前向きに活かす方法を身につけているかを確認することです。
江戸川高校は、受験生が自身の心身の健康を保つために、ストレスにうまく向き合い、具体的な対処法を持っているかを知りたいと考えています。
さらに、その対処法を高校生活で起こりうる様々な場面にどのように応用できるか、柔軟で前向きな考え方や自己管理能力を持っているかどうかを評価したいのです。
つまり、この作文を通じて、江戸川高校は受験生が自分自身を深く理解し、困難や課題に主体的に向き合える人間であるかを見極めようとしているのです。
作文で求められる力と重要な3つのポイント
江戸川高校の推薦入試作文で特に求められているのは、ストレスという課題を自分自身の体験を通じて具体的にとらえ、説得力をもって表現できる力です。
そのために、以下の3つのポイントを意識しましょう。
① 自己理解力・自己分析力
自分がストレスを感じた体験を客観的に分析し、「なぜストレスを感じたのか」「どのような影響があったのか」を具体的に述べる必要があります。
自分自身の心や行動を深く理解し、整理して表現する力が求められます。
② 問題解決力・対処能力
ストレスを感じたときに、自分なりの具体的な対処法を持っていることが重要です。
その対処法がなぜ効果的だったのか、具体的なエピソードや根拠を示し、説得力のある内容にまとめましょう。
③ 将来を見据えた応用力
中学校時代の経験をもとに、高校生活で想定される新たなストレスにどのように対処していくかを示す力が求められます。
自分が持っている対処法を他の場面でも活かせるように、柔軟で主体的な考え方を示しましょう。
以上の3つのポイントを押さえることで、江戸川高校が求める自己管理能力や主体性を明確にアピールできる作文に仕上げることができます。
構成のポイントと書き方の流れ
江戸川高校推薦入試の作文では、ストレスに対する自分なりの対処法と、それを高校生活でどう役立てるかを具体的に書くことが求められます。
以下の構成を参考に、わかりやすく説得力のある作文に仕上げましょう。
【序論】自分が感じたストレスの提示(約100~150字)
- まず、自分が実際に経験したストレスについて簡潔に示します。
- なぜその体験を取り上げるのかを述べ、話の導入部分として読み手の興味を引きます。
【本論①】具体的な対処法とその効果(約200~250字)
- 自分が行ったストレスへの具体的な対処法を示します。
- 対処法がどのように効果を発揮したのか、具体的なエピソードや感情を含めて丁寧に書きましょう。
【本論②】高校生活での応用方法(約150~200字)
- 自分が身につけたストレス対処法を、今後の高校生活でどう活かせるのかを説明します。
- 高校で想定されるストレスに対して具体的にどのように対応できるのか、自分なりの考えや具体例を示しましょう。
【結論】将来の抱負や意欲(約50~100字)
- 最後に、自分の経験や対処法を通じて学んだことをまとめ、今後どのように前向きに取り組んでいくのかを述べます。
- 主体的で前向きな気持ちが伝わるように締めくくりましょう。
以上の流れで書くことで、自分の経験を明確に整理し、説得力があり、江戸川高校が求める生徒像にふさわしい作文に仕上げることができます。
実際の作文例
私は中学3年生の夏、受験勉強のプレッシャーで大きなストレスを感じていた。勉強すればするほど不安が募り、なかなか成績が伸びない時期もあった。体調も崩しやすくなり、このままでは良くないと感じ、自分なりの対処法を見つける必要があった。
そのとき私が試した対処法は、「気持ちを書き出す」ことだった。不安なことや悩み、心配事をノートに書き出して整理すると、頭の中がすっきりした。また、紙に書くことで自分の気持ちを客観的に見つめられ、問題を冷静に受け止められるようになった。その結果、不安に圧倒されずに集中力を取り戻し、前向きな気持ちで勉強に取り組めるようになった。
この経験を、高校生活でも活かしていきたいと考えている。高校では、新しい環境や人間関係、部活動や勉強面でこれまで以上のストレスを感じることもあるだろう。そんなときは、この「書き出す」方法を使い、自分の気持ちを整理してストレスをコントロールしたいと思う。また、高校では同じようにストレスを感じている友人に、この方法を教えて一緒に乗り越えていけるような存在にもなりたい。
ストレスは決して避けられないものだ。しかし、それと上手に付き合うことで、自分自身をより成長させられると思っている。これからも自分の心を冷静に見つめ、ストレスを味方にして成長につなげていきたい。(561文字)
まとめ|自分なりの対処法を見つけ、ストレスを成長の糧にしよう
ストレスは誰もが感じるものであり、完全に避けることはできません。
大切なのは、ストレスをうまくコントロールし、自分なりの対処法を見つけていくことです。
あなた自身が持つ経験や考えを活かしながら、ストレスを前向きなエネルギーに変えることが、高校生活を充実させる大きなカギとなります。
自分の心の声に耳を傾け、困難を乗り越えるための自分だけの方法を見つけましょう。
ストレスを味方にすることで、さらに強く成長していく自分の姿をイメージしながら、高校生活を楽しんでください。
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